【松山】雨漏りの発生箇所別の費用相場について解説！|株式会社Restar

天井

洋室の小規模な雨漏りだけなら壁紙クロスの交換で済みますので5～8万円程度です。クロスが剥がれるほどの雨漏りだと、クロスの内側にある石膏ボードも交換しなければなりません。石膏ボードの交換は、5～8万円程度かかります。

和室は無垢板材が使われていることが多く、部分的に補修すると木目が揃わず不自然な見た目になってしまうことがあります。和室の天井材の交換は8～10万円程度かかり、天井板を支えている木材まで被害が及んでいたらさらに費用がかさみます。

屋根

屋根からの雨漏りは被害状況によって大きく費用に差が出ます。部分的な修理や漆喰の補修など軽い補修で済む場合は5～50万円程度で済みます。瓦屋根を全面的に張り替えるといった規模の大きな工事になると、80～200万円程度かかる可能性があります。

ベランダ

ベランダでは、排水口の詰まり、床面の防水層の劣化、腰壁のひび割れなどで雨漏りが発生します。排水口の交換は5～8万円程度、防水工事は20～30万円程度、シーリング材の補修は5～10万円程度かかります。

下地や内部構造まで達する雨漏りになると、広範囲の補修工事が必要になり100万円を超えるケースもあります。

外壁

外壁も屋根と同様、症状の重さによって相場に幅がある箇所です。外壁からの雨漏りは非常に多く、屋根よりも雨漏りしやすい場所といわれています。軽度のひび割れの補修は5～30万円程度、シーリング工事は5～20万円程度、外壁の張り替え工事は30～50万円程度かかります。

外壁からの雨漏りも被害の範囲が広がれば、上記の金額以上の費用がかかります。

雨漏り修理の期間について

雨漏り修理の期間は、軽度なものなら1～2日程度で終わります。大々的な工事になると2週間～1ヶ月程度かかるケースもあります。工事の箇所によっては足場を使うため、足場の設置と解体のための作業日も必要です。

家の周りのスペースが少なく足場が組みにくい、特殊な形状で作業がしづらいなど悪条件だと、さらに期間が長くなることもあります。また、雨や雪などの悪天候だと工事ができないため、さらに工期が延びるかもしれません。

雨漏り修理の間は足場が組まれたり、工事中家にいなければならなかったりと生活にも影響が出ます。費用の見積りを依頼する際に、工期についても確認しておきましょう。

雨漏り修理に火災保険は適用される？

雨漏り修理に火災保険が適用される条件は、以下のとおりです。

• 風災：台風、竜巻、暴風、強風などによる雨漏り
• 雪災：大雪、雪崩などによる雨漏り
• 雹災：雹による雨漏り

地震も自然災害ですが、火災保険の補償範囲には含まれていません。地震による雨漏りは、地震保険の補償対象にはなります。しかし、一部損壊は補償されないなど条件が厳しいため、保険で修繕費用をすべて賄うことは難しいです。

火災保険が適用される雨漏り修理は条件が限られており、経年劣化が原因であると判断されれば保険は下りません。自然災害が原因だったとしても、雨漏りの症状が出てから3年以内に申請しなければ無効になるなどのルールもあります。明らかに台風や大雪が原因だと思われる雨漏りが発生したら、できるだけ早く修理を依頼し保険会社に確認してください。