【愛媛 大規模修繕工事】マンションの外壁塗装を行う利点と劣化原因について|株式会社Restar

マンションの外壁塗装をするメリット

外壁塗装をするメリットは、以下のとおりです。

• 外観が美しくなる
• 入居率が上がる
• 遮熱性能や防水性能が回復する

外観がきれいになると建物の印象がよくなり、入居希望者の増加が期待できるうえ、すでに居住している方の満足度もアップします。また、清潔なマンションは周辺地域の犯罪抑止・安全性にも大きな影響をもたらします。

さらに、機能性の回復・向上も期待できます。塗料によっては遮熱性や防水性に優れたものがあり、建物の強度をアップさせることが可能です。きれいで長く安全に暮らせるマンションは、高い資産価値が見込めます。

マンションの外壁が劣化する原因

外壁が劣化する主な原因は、以下の3点です。

• 紫外線
• 湿気
• 酸化・中性化

紫外線によって色褪せなどが発生してしまうことは想像に難くありません。湿気についても、結露によってカビが発生したり塗装が剥がれてしまったりすることはよくあります。

紫外線や湿気については対処法があります。しかし、空気中にある酸素や二酸化炭素による鉄の酸化、コンクリートの中性化の進行の抑制はできません。特にRC造の場合、本来アルカリ性であるコンクリートが中性化することで、内部の鉄筋にサビが発生してしまう可能性があります。その結果、建物全体の強度が低下してしまいます。

その他に、沿岸部であれば海水を含む潮風が原因で劣化が早く進行する傾向があります。

外壁劣化のチェック方法

所持しているマンションの外壁が劣化しているかどうかは、以下のポイントを確認することで判断できます。

• チョーキング現象が起きている
• シーリングが損傷している
• 外壁タイルにクラック（ひび）がある

これらは軽度な劣化の症状です。しかし、小さな損傷から大きな損傷につながる可能性も否定できません。また、塗料の剥げた箇所や損傷箇所から雨水が浸入してしまうと、内部構造に影響を及ぼすケースもあります。

さらに劣化が進むと以下のような状態になりかねません。

• 外壁タイルが浮いている、剥離している
• 屋上の塗料が剥がれている、ひび割れている
• 鉄筋が露出している、腐食している
• 雨漏りがある

このように明らかに外壁に損傷が認められる場合や生活に支障が出る場合は、大規模修繕工事の計画を待たずになるべく早く外壁塗装に取りかかることが重要です。

また、目に見える劣化がなくとも塗料には耐用年数があり、その年数に近くなるほど効果が失われてきます。例えば、シリコン塗料やアクリル塗料などは、10～15年で耐久力が低くなります。外壁塗装から10年が経ち、劣化症状が見られた場合には、早めに外壁診断を依頼することをおすすめします。